2010/04/22
ドイツのフォルクスワーゲン (VOLKSWARGEN) は、4月22日アメリカテネシー州チャタヌガ (Chattanooga, TN) に建設中のサプライヤーズパークに入居するテナント7社のうち5社とそこで雇用される従業員数を発表しました。
Chattanooga Seating - 前後部座席 - 140名
Faurencia - 給排気システム - 35名
Magna Exteriors and Interiors - 内装部品 - 25名
MTEK - 天井、ドアパネル - 40名
Thyssen Krupp - プレス加工品 - 90名
上記に加えて、ホイール供給者が 25-30 名、配送サービス業者が 130-140 名の雇用を創出することが公表されましたが、供給社名は後日の発表\となりました。
サプライヤーパークは VW の工場敷地内に立地しており、新工場のコンセプトである、"Green City, Green Plant and Green Car" に基づいて計画されています。敷地内に部品供給者を配置することで、配送に係わる環境負荷を軽減することが強調されております。
VW の Chattanooga では、現在 650 名が雇用されており、最終的には 2,000 人を超す雇用が生まれることになっており、地元経済の起爆剤となることが期待されています。
グレイ建設は、1,200,000sqft になるこのサプライヤーパーク建設を受注し、設計並びに施工管理を担当。2010年6月末の完成を目指して建設工事が進行中です。昨年完成した BMW のプラントに続いて、VW のサプライヤーパークを受注したグレイ建設は、自動車業界での存在感を更に高める結果となりました。
また、この受注には、日系企業のアメリカ進出で培った、有形無形のトランスプラントに対するノウハウを提供に加えて、環境対策を熟考した設計ならびに施工管理が大きく貢献しております。
ドイツ系企業では、BMW 自動車製造工場から Siemens 風力発電装置製造工場、VW サプライヤーパーク建設工事と続き、環境対策工場としても、Siemans に続く大型案件に、グレイ建設は社内一丸となって対応中です。