2011/05/11
Gray建設は、昨年竣工したSiemensの米国カンザス州の風力発電装置(風車ナセル)の製造工場に続き、同社のガスタービン製造工場の拡張工事を米国ノースカロライナ州にて着工しました。経済誌のFinancial TimesとKiplingerは、Siemensの本プロジェクトを例に挙げ、オバマ大統領が打ち出した雇用対策が一定の効果を見せ始めていることや、今までは金融業に頼っていた都市が製造業の企業誘致に力を入れていることを説明しています。
ドイツに本社を置くSiemensは、近年エネルギー関連の分野では積極的に米国で投資しており、オバマ政権の景気対策の一環で新エネルギー関連企業を対象とした補助金制度も有効に使い、アメリカでの製造拠点の新設、増設に力を入れています。今回の工場建設では、製造エリアが450,000sf拡張され、約1,000人の雇用が新たに創出されます。
Gray建設では、これまでに数多くの日本企業の米国進出、工場移転プロジェクトに携わってきましたが、これらプロジェクトで培ったノウハウをもとに、ドイツ、オーストラリア、韓国等の海外企業の米国進出、製造拠点の移転もサポートしています。日本にいながらではなかなか得られない米国の建設事情や用地情報等に関するご質問がありましたら、お問い合せください。