2011/09/20
Gray建設が米国Kansas州Hutchinsonに建設したSiemensの風車工場が、LEEDのGold認定を取得しました。
Siemensの風車製造工場は、昨年12月にグランドオープニングセレモニーを開催し、既に生産を開始しています。建屋面積約300,000sfからなる本新規工場は、年間650台の大型ナセルを製造する能力を持っています。
LEEDとはLeadership Energy & Environmental Designの略であり、米国グリーンビルディング協会が定める「環境にやさしい建築」を評価するプログラムです。新規建設工事の場合、用地選定・造成計画、節水対策、省エネ・大気汚染対策・健康障害対策、建築資材・建設中の廃棄物管理、室内換気汚染対策、革新的設計などのカテゴリー毎に獲得可能な評価ポイントが定義されています。獲得したポイントに応じて、サーティファイ、シルバー、ゴールド、プラチナと4段階ある格付けの何れかを取得します。
商業施設やオフィスと違い、工場や配送センターなどの産業施設の場合、LEEDゴールドを取得するには相当量の工夫が必要となりますが、これまでにGray建設はCVS配送センターおよびBig Ass Fan製造工場でも同格付けを取得しています。
今回のLEEDゴールド認証の取得は、Siemensの米国工場では初となり、また、Kansas州内の産業施設の建設工事でも初となるなど、記念碑的なプロジェクトとなりました。
Gray建設にはLEED APの資格をもつスタッフが10名以上おり、これまでに数多くの産業施設の新規建設工事にてLEED認証を取得しています。昨年は、米国の建設専門誌であるENRにて、The Top Green Contractors in Manufacturing Plants Constructionのカテゴリーにて5位にランクされました。
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