2012/06/11
フランスの大手タイヤメーカー Michelin(ミシュラン)が、米国サウスカロライナ州で計画していた大型ダンプトラック向けタイヤ製造工場の建設業者に、グレイ建設を選定しました。
グレイ建設は、これまでに建機関連ではCaterpillar(キャタピラー)の小型油圧掘削機製造工場、大型ダンプトラック向けアクスル製造工場を手掛けており、また、タイヤ関連では東洋タイヤのタイヤ製造工場を手掛けており、これらプロジェクトの施工実績が評価されて、今回のMichelin(ミシュラン)の新工場建設工事を受注しました。
Michelin(ミシュラン)はサウスカロライナ州には8つの製造工場を持っており、今回の新工場は北米では19番目の製造工場となります。新工場は2013年秋の竣工を予定しており、最終的には200人を超える新規雇用を予定しています。
米国では、Caterpillarをはじめとする建機メーカーが大型投資を続けています。Michelin(ミシュラン)のJean-Dominique Senard氏によると、大型タイヤの需要は2009年から2011年だけでも20%伸びており、今後も更なる伸びが期待できる市場として注目しているとのことです。
グレイ建設は、これまでにサウスカロライナ州ではBMWの組立工場等を手掛けてきましたが、今後も同州を含めた米国南部での工場建設プロジェクト受注に更に力を入れて行きます。