2013/04/05
Gray建設が米国 ノースカロライナ州ウィンストン・セーラム市に昨年建設したCaterpillarの大型アクスル製造工場が、LEEDのSilver認証を取得しました。
約850,000sfの新工場は、ノースカロライナ州では最大規模のLEEDシルバー認証取得建屋となり、キャタピラーにとっては初めてのLEEDシルバー認証取得工場となりました。
LEEDとは、Leadership Energy & Environmental Designの略であり、米国グリーンビルディング協会が定める「環境にやさしい建築」を評価するプログラムです。新規建設工事の場合、用地選定・造成計画、節水対策、省エネ・大気汚染対策・健康障害対策、建築資材・建設中の廃棄物管理、室内換気対策、革新的設計などのカテゴリー毎に獲得可能な評価ポイントが定義されています。獲得したポイントに応じて、サーティファイ、シルバー、ゴールド、プラチナと4段階ある格付けの何れかを取得します。
商業施設やオフィスと異なり、工場や配送センターなどの産業施設の場合、LEED認証を取得するには相当量の工夫が必要となりますが、これまでにグレイ建設は三菱重工業の風車製造工場、Siemensの風車製造工場とガスタービン製造工場、Whirlpoolの調理器具製造工場等ではLEEDのゴールド認証を取得しています。
Gray建設にはLEED APの資格を持つスタッフが15名おり、これまでに数多くの工場建設にてLEED認証を取得しています。昨年は、米国の建設専門誌であるENRにて、The Top Green Contractors in Manufacturing Plants Constructionのカテゴリーでは第2位にランクされました。