2013/05/02
この度、グレイ建設は、データセンターの建設においてFortis Constructionとの提携を決定しました。
Fortis Constructionは、米国オレゴン州ポートランド市に本社を置き、これまでにYahoo!、Facebook、T-Mobile、Microsoft等の大手企業のデータセンターの建設工事をアメリカ国内だけでなくスウェーデンやシンガポール等でも手掛けてきました。
データセンターを建設する上で重要となるのは、電気設備と空調システムを効率良く設計し、建設費を抑えることです。Fortis Constructionでは、これらの設計とエンジニアリングをインハウスで行い、競争力のある価格で数多くのプロジェクトを受注してきました。また、設計や建設工事だけでなく、データセンターをリースした場合と自社で保有した場合のコストの比較、データセンターを運営する上で適した場所の選定等、建設工事前のフィージビリティスタディーも行い、プロジェクトの初期段階から顧客をサポートしております。
上記は、Facebookが初めて自社で保有したデータセンターの写真
今後は、グレイ建設の強みである製造工場の設計施工のノウハウと日本人グループによる日系プロジェクトのサポート体制、並びにFortis Constructionの豊富なデータセンターの施工実績を最大限にいかし、データセンター工事の受注活動を積極的に行って参ります。
1. Fortis Constructionの紹介:
米国オレゴン州ポートランド市に本社を置く建設会社。データセンターの設計施工を得意にしており、これまでに数多くのデータセンターを全米各地で手掛ける。顧客からの信頼も厚く、Facebookからは連続してプロジェクトを受注しており、同社の米国外で初となるスウェーデンのデータセンターも手掛ける。創始者の1人でExecutive Vice PresidentでもあるDavid Aaroeは以前グレイ建設に勤務していたことがあり、その際にはプロジェクトマネージャーとして多数の日系プロジェクトを担当。Fortis Constructionの詳細についてはホームページをご覧ください。
2. Gray建設の紹介:
米国ケンタッキー州レキシントン市に本社を置く、製造工場の建設に特化した建設&エンジニアリング会社。近年は、ミシェリン、シーメンス、キャタピラー等の何れも100億円を超えるプロジェクトを立て続けに手掛け、製造工場の建設ランキングにおいては常にトップクラスにランクされる。また、伊藤英雄Executive Vice Presidentが率いる日本人チームのメンバーはそれぞれが米国でのプロジェクト実績が豊富なエキスパートであり、米人メンバーと息のあったのチームワークで日系プロジェクトをサポート。グレイ建設は、米国の建設会社でありながらこれまでに300件以上の日系プロジェクトを手掛けており、米国内でも非常にユニークな存在。