2014/07/27
去る7 月15日米国ジョージア州グリフィン市にて大塚化学株式会社(本社大阪市中央区)の新米国工場建設を祝う地鎮祭が行われました。面積およそ50,000平方フィートの本工場では、自動車ブレーキ用摩擦材を中心として使用される製品テラセス(Terracess)を年間2,000トン製造、大塚化学の北米初の製造拠点となる見込みです。
大塚化学は、1950年創立、事務所・製造拠点を現在併せて9カ国に所有し、有機・無機ファインケミカルの製造、開発に携わっています。ジョージア州の新工場では、30人の新雇用を見込み、2015年11月商業製造開始を目指します。
地鎮祭ではジョージア州知事Nathan Deal氏が、大塚化学が広い米国の中でジョージア州を製造拠点として選択した理由、また喜びを述べると共に、今後の経済発展に対する意気込みを強く語りました。
大塚化学は本新工場の建設に際し、ケンタッキー州レキシントン市に本社をおくグレイ建設を設計・施工のコントラクターとして選択、またグレイ建設はプロセス設備等の殆どの調達・据付をも請負っています。
アメリカゼネコンであるグレイ建設は、米国トップランクに入る設計・施工会社で、製造業・自動車業・食品・配送・ホスピタリティー・小売業施設の建設では54年の実績を誇り、現在サウスカロライナ州にミシュラン社のタイヤ製造工場、ZF社のトランスミッション製造工場、ジョージア州にキャタピラー社の製造工場、ノースカロライナ州にシーメンス社ガスタービン製造工場、ミシシッピー州にロクスール社製造工場等、近年アメリカでの大規模プロジェクトの受注を数々収めています。
グレイ建設に関するご意見・ご質問等は、日本事務所 増子 滋(ますこ しげる) smasuko@gray.comまで、ご遠慮なくお問い合わせ下さい。