2016/05/27
来る5月20日、米国ケンタッキー州バーヅタウン市にて、自動車業界メタル・スタンピング部品製造のリーダーであるタイサミット・アメリカ (Thai Summit America Corporation)の新工場建設を祝う地鎮祭が盛大に開催されました。本工場は、タイサミットの北米で第三件目にあたる製造工場で、ケンタッキー州で最初のタイ企業の施設となります。本施設開設の第一期には110人の新規雇用が見込まれており、その数は今後216人に増加すると期待されています。
本施設は、バーヅタウン市のネルソン・カウンティー工業団地内の82.4エーカーの敷地内に位置し、2017年1月に稼働開始の予定です。本施設の創設により、連続的に大変速いレートで伸びを見せている大型プレス・マーケットの供給への大きな助力になると期待されています。
タイサミット・アメリカは、ケンタッキー州ルイビル市のフォード社のトラック工場向けのアルミ・スタンピング、溶接部品製造・組立工場の設計・施工業者として、グレイ建設を選択しました。グレイ建設は、ミシガン州ハウエル市にあるタイサミット・アメリカ社の自動車スタンピング組立工場の拡張工事の設計施工も3期に渡って手掛けています。
グレイ建設上級副社長であるJeff Bischoff氏は、“タイサミット社がケンタッキー州ブルー・グラス地区を工場建設地に選ばれたことは、グレイ建設で堅実な発展を見せている自動車マーケットのマイルストーンになるだけでなく、ケンタッキー州の経済成長に大きな効果を与える、大変名誉あることである”、と祝辞を述べました。
本式典には、Matt Bevinsケンタッキー州知事, Pisan Manawapat米国駐在タイ国大使、タイ国タイサミット代表者の他、州地域政府からの数多くの出席者が集まり、記念品贈呈、鍬入れ式、植樹セレモニー、ランチが行われ、盛大なイベントとなりました。
タイ・サミット・グループ会社であるタイサミット・アメリカは、過去20年間に渡りシートメタル・スタンピング業界のリーダーとして、世界でトップクラスのエンジニアリング、スタンピング及び組立技術、金型・道具の設計・製作・改造・再製技術を誇ってきました。
グレイ建設は、アメリカでの製造業・自動車産業・食品産業・流通配送業・サービス業・小売業施設のエンジニアリング・設計・施工で56年の実績を持ち、米国トップクラスにランクされるアメリカの建設会社です。特に、日系プロジェクトの受注数は320件を超え、米系企業としては全米ダントツNo.1の実績を誇り、数多くのお客様にご愛顧頂いております。
米国での工場建設工事に関するご意見・ご質問等は、グレイ建設日本事務所代表 増子 滋(ますこ しげる)smasuko@gray.comまで、ご遠慮なくお問い合わせ下さい。