2020/07/28
現在、グレイ建設が米国ケンタッキー州レバノン市で建設工事を進めているDiageo社のケンタッキーバーボン蒸留所は、二酸化炭素の排出量と吸収量をプラスマイナスゼロにするカーボンニュートラルとなるよう設計されています。
本蒸留所は、Diageo社が目標とされている北米の中でも最も大規模なカーボンニュートラルの蒸留所となるよう、設計には以下の点が考慮されています:
・再生可能エネルギーの採用
・化石燃料の不使用
・太陽光発電による二酸化炭素排出量削減
・リサイクル・リユースによるゴミ最終処理場への廃棄物の輸送ゼロ
・水の使用量が最小限となるよう効率化したプロセスの設計
グレイ建設では、発酵工程、蒸留工程、ボトリング工程を伴う本新規蒸留所プロジェクトをターンキーで担当させて頂いており、2021年より生産開始を予定しております。
米国には、環境にやさしい建築を評価するLEEDプログラムが存在しますが、最近では製造面でも環境を考慮した取り組みを行う企業が増えてきており、グレイ建設では今後もこうしたお客様のご希望に応えられるよう設計・エンジニアリングサービスを充実させて参ります。
尚、米国の大手建設専門誌であるENRによる食品工場の建設会社ランキングでは、グレイ建設は毎年トップクラスにランクしており、最近でもネバダ州のMonin(シロップ製造工場)やノースカロライナ州のPrime Beverage(飲料ボトリング工場)などのプロジェクトを新規に受注しております。